株式会社UnFrame様は、Series A〜Dのスタートアップを中心に、CxO・VP・マネージャー層のミドル〜ハイクラス採用を支援する人材紹介会社です。2025年11月の設立以来、代表の渡邊卓哉さんが求職者との面談から企業との要件すり合わせ、応募書類の作成までを、基本的にひとりで担っています。
Emproの導入は創業とほぼ同時でした。そのため「導入前後」の比較は、渡邊さんが前職で使っていた既存CRM(ポーターズ)での運用体験が下敷きになっています。当時の課題は製品そのものではなく、求職者データの登録と面談所感の入力が個人に委ねられ、記録が担当者本人にしか読めないものになっていたことでした。
創業にあたって既存のCRM/ATSをひととおり比較したうえで、渡邊さんは「機能の充実度ではなく将来性で選んだ」と話します。導入から約8か月が経った現在の使い方と、そこで何が変わったのかを伺いました。
お話を伺った方
渡邊 卓哉
株式会社UnFrame 代表取締役
聞き手
宮崎 将成
株式会社エボルグ 代表取締役(Empro 開発・提供)
| 課題 |
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| 導入の決め手 |
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| 主に使っている機能 |
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| 変化 |
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「登録したら失いっぱなし」。属人化した記録は、担当者が変わった瞬間に読めなくなる
—— 前職を振り返って、人材紹介で「この辺りが全然できていなかった」と思うところはありますか。
渡邊 卓哉:
一番手間なのは、人材の登録や、面談所感の入力ですね。この辺りは手間がかかりますし、属人的でもあるので。この管理運用が、やはり一番難しかったところだと思います。
次のフェーズとして、登録した方に対して定期的に人材ストックをして、コンスタントにリーチを取っていくという段階はあります。ただ、まず第一は登録をしっかりさせること、そして内容を充実させることです。この運用が、極めて難しかったのではないかと思います。
あとは本当に、登録したら失いっぱなしというか。この管理運用面は、言い出すとキリがないですね。
—— 求職者のデータが歯抜けだらけになってしまう、と。
渡邊 卓哉:
そうですね。若手の育成もすごく大変だった時期がありますが、これが聞けていないとか、これを聞こうとか、面談で聞くべきポイントとか。
結局、その人が退職した後にシステムを見てみると、何の話をしているのか分からない。次にどういうコンタクトを取ればいいのか、この人はどういう情報を求めていたのか、やはり全然分かりません。本人の所感でのみ記載されている、という状態なので。
要は、第三者が見た時に全く分からないものに仕上がってしまう。企業もそうですし、求職者もそうです、履歴の残り方が。基本的に、両面型のところは本当にそうだと思います。
—— 入力そのものの負担も大きかったですか。
渡邊 卓哉:
かなりありますね。心理的なハードルも含めて、心のあり方みたいなところも含めて、相当なストレスになります。
機能の比較ではなく、「痒いところに手が届く」将来性で選んだ
—— 他社のサービスも一通り聞かれたうえで、最終的にEmproを選んだ理由を改めて聞いてもいいですか。
渡邊 卓哉:
ほぼ全部聞きました。
当時は、まず宮崎さんという存在があります。機能の具合を問わず、宮崎さんの作ったものを入れようというのが、きっかけとしてはありました。そのうえで話を聞いて、シンプルにワクワクしたというのがあります。
このプロダクト、このシステムの成長性や拡張性ですね。詰まるところ、非常に痒いところに手が届くサービスになっていくんだろうなと思ったからです。
当時はLINEのコミュニケーション機能もそうですし、AIで簡単に登録できるようになるという点もそうです。自分が「しんどいな、もっとこういうのがあったらいいのに」と思っていたものを拡張していく、というのが想定されていて。すごく顧客志向というか、業界のことを知っているがゆえの思考だったので。そこへのプロダクトの将来性に期待した、というのがあります。
—— 逆に、導入するにあたって不安だったことはありましたか。
渡邊 卓哉:
不安なところで言うと、それこそこれまで使ってきたのが大手事業会社の自社システムだったので、セキュリティの面ですね。あとは、ここに情報をどんどん蓄積していって「このシステムではもう無理です」となる可能性とか。考えたことがあるとするなら、それぐらいでしょうか。
実際に使ってみてという観点で言うと、うまくいかないことが多かったです。自分がもっとこう使えたらいいのに、ここをこう持ってきたいのに、というときに仕組みが変に動いたり、入力できない・出力できないとか。そういう事象が多くて。ただ、最初だから仕方ないよな、当然だよなと思って使わせてもらっていました。あえて言うなら、それはありますね。
AI登録が入力の心理的ハードルを消し、面談に時間が戻った

—— いま一番使っていただいている機能はどれですか。
渡邊 卓哉:
AI登録しか使っていない、と言えるくらいです。
そこが一番大事で、個人情報をしっかり管理していくという部分は、エージェントとしては最も大事なところです。それがコンサルタント任せになってしまうと、地味に負荷なんですよね。
それが、10秒で終わりますから。そこのハードルや障壁がないだけで、コンサルタントがやるべきことに向き合いやすくなる。私なんかは特にそうです。ポンと登録して完了するので、もっとやるべきことに時間を割けます。
—— 求人や企業の登録にも使っていただいていますよね。
渡邊 卓哉:
あれは楽ですね。本当に楽です。
—— おひとりで運用されているぶん、効き方も大きいでしょうか。
渡邊 卓哉:
それはもう、間違いないです。特に1人で全部やっているので。こういうところに入力担当がいると、また話は違うと思います。そういう観点で言うと、非常にありがたい機能だと思います。
ひとつのシステムに集約する。そして、他社の使い方を知る
—— これからEmproをどう使っていきたいですか。
渡邊 卓哉:
私は性格上というか、1つのシステムで全てが管理される状態が一番理想的で。今はEmproと別のツールを使って求職者をまとめているのですが、1つにできたら本当にいいよな、と思いながらやっていました。ただ、おそらく今日からもうこれ1つでできてしまう、という感じですね。
すごく、自分の理想の状態に近づけてもらったというか。
—— ほかに期待されることはありますか。
渡邊 卓哉:
これからの使い方という点では、他社の事例も聞いてみたいと思います。私の世界観の中でしか、使い方が分からないので。
もっとこういう使い方ができるとか、こういうリーチができるとか。Emproを通した新しい気づきが得られると、すごくいいなと思います。
